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GPSは違法行為!?浮気の証拠集めは逮捕される??

2021.10.14

浮気調査にGPSを使用

ご自分でGPSを使ってパートナーの行動を監視される方がおられますが、一歩間違えると違法行為になってしまい逮捕されてしまう恐れがありますので使用方法には細心の注意が必要です。

 

また、行動を監視できたとしても、GPSデータは証拠としては使用できません。

GPSの種類によっては、位置情報の精度にも差があり、位置情報の誤差が大きく生じる場合もあります。

また、GPSを使用し、不審な場所に移動していたからといってそれだけでパートナーを問い詰めても言い逃れされてしまいます。

 

例え位置情報がラブホテルについていたからと言って問い詰めたとしても、「車を知人に貸していた」「ラブホテルの近い場所にはいたがラブホテルには行っていない」など、言い逃れされてしまう可能性がありますので安易にパートナーの自白を期待してはいけません。

 

慰謝料請求までを考えていらっしゃる場合、必ず「肉体関係」が立証できる証拠が必要になります。

 

薄い証拠だけでパートナーを問い詰めた結果、言い逃れされてしまい、その後、証拠を集める事が極めて難しくなるばかりか、浮気相手が誰かも把握できずに泣き寝入りをされた方が大勢いらっしゃいます。

 

問い詰めた後に探偵に依頼したとしても、パートナーの警戒心が高まっている為、なかなかスムーズに証拠が集まらないばかりか、調査がバレたり、初めから調査のお引き受け自体が難しいと判断され探偵社側から依頼を断られる場合がありますのでご注意ください。

 

ご自分でGPSを使用する場合は、あくまでも配偶者の不透明な行動を把握する為だけに使用するということを念頭に置いておく必要がありますし、車の洗車や整備などでバレない位置に設置しなければいけません。

 

「後悔先に立たず」

 

いちばんやってはいけない事が、位置情報を把握し、ご自分でラブホテルや浮気相手の自宅と思われるマンションなどの現場を確認しに行く事です。

 

直接現場を確認し、現行犯を押さえればどうにかなると思われがちですが、現場でパートナーと鉢合わせをして証拠写真も撮れずにその場から逃げられてしまい後々言い逃れされたり、浮気相手の素性まではわからなかったり、GPSを使用している事が発覚する恐れがあります。

 

感情的になり、気になるからと言って直接現場を確認しても状況が悪化するだけで何の解決にも至らない事がほとんどです。

 

頻繁に見知らぬマンションや住宅街に移動しているからといって何の計画もなしに突発的に現場を確認しに行くことも注意が必要です。

GPSの位置情報を元に現場を確認したところ、マンションの敷地内にパートナーの車が駐車されているからといってそのマンションが浮気相手の自宅だと勝手に判断し、パートナーを問い詰めたとしても友人や知人の自宅の可能性もありますし、確実にGPSの存在が発覚してしまいます。

例えそのマンションが浮気相手の自宅だとしても、ただ訪れているだけの証拠では不貞の証拠にはなりませんし、さいあく住居侵入罪で逮捕される恐れもありますので安易に現場の確認をする行為は控えた方がいいでしょう。

 

証拠の集め方や調査方法の組み立て方、浮気相手の素性調査などは、プロの探偵に依頼することが最大限にリスクをなくし、問題解決の為に必要な結果を得られる最善の方法だという事を知っておいてください。

 

一歩間違えると逮捕されてしまうGPSの使用について

探偵も同じくGPSの使い方を間違えると逮捕されてしまう恐れがある為、使用するにあたって細心の注意を払い、違法行為にならない範囲で使用します。

 

GPSデータは、ホテルに移動している事実証拠として使用する事はできません。

 

何度も張り込みや尾行をしてしまうと、いくらプロの探偵であっても調査対象者に警戒されてしまう可能性が高くなります。

GPSを使用する目的は、あくまでも対象者に警戒心を与えない為に無駄な張り込みや尾行をせず、行動パターンを把握したり、要点を絞って効率的に証拠写真を撮影する為に使用する機材であり、最終的に言い逃れをされない証拠を集める為の手段の一つであるという事を大前提に使用しなければいけません。

 

 

違法行為となるGPSの使用方法

 

1.自己所有の車両ではなく、他人の車両にGPSを設置する行為

夫や妻の車両にGPSを設置すること自体は、夫婦の共有財産になる為、違法行為にはなりませんが、浮気相手の車両や交際相手の車両にGPSを設置して行動を監視する行為は違法行為となります。

※夫婦の共有財産である車両にGPSを設置することも相手からすればプライバシー侵害になる為、GPSを使用していた事が発覚した場合、相手からプライバシー侵害で訴えられる可能性がありますのでご注意ください。

また、GPSを設置する為に他人の敷地に侵入することも住居侵入罪で逮捕されます。

別居中でも夫婦の共有財産とは認められますが、過去に別居している夫婦間でGPSを使用した事により「ストーカー規制法」違反で有罪になった判例があります。

勤務先に停まっている夫(妻)の車にGPSを設置する行為も住居侵入罪にあたいする恐れがありますので注意が必要です。

 

 

2.依頼者から許可を得ていても探偵だけでGPSを設置し、位置情報を確認する方法は違法行為

依頼者から許可を得ているとはいえ、探偵が依頼者の代わりに自宅駐車場でGPSを取り付ける行為は警察からすれば違法行為と見なされます。

かと言って、一般の方がご自分でGPSを取り付けるには注意が必要です。

安易にGPSを設置する行為は、証拠を集める前に相手にGPSが発見される恐れもありますし、知らぬ間に犯罪行為を犯している事もありますので法律の知識も必要になります。

 

 

3.ストーカー規制法の改正

今まで立件されたGPSに関する事件は、GPSを取り付ける為に敷地内に入ったという不法侵入でのみ逮捕される事件のみでしたが、

令和3年8月26日からGPS機器等を取り付ける行為や位置情報の無承諾取得等(勝手に位置情報を把握する行為)が規制され、GPSを利用する事が自体が直接的な罪になるようにストーカー規制法が改正されました。

 

罪になるストーカー規制法の規制対象行為については、

 

「恋愛感情、好意の感情又はその感情が満たされなかったことに有する怨根の感情を充足させる目的で相手方の承諾を得ないで位置情報を把握取得する行為」

 

と、明記されているので夫婦間でのGPS利用についてはぎりぎりグレーゾーンという事になります。

 

しかし、上記でご説明した通り、夫婦関係であってもGPSを使用するには細心の注意が必要ですし、利用方法を誤ってしまうと違法行為になる可能性も十分にあり得ますので安易に使用することは控えた方が無難でしょう。

 

 

パートナーの浮気が発覚した際には、浮気の証拠を集めるプロに相談してください。

 

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