Appleの紛失防止タグ「AirTag(エアタグ)」は、財布や鍵を見つける便利アイテムとして人気です。
しかし一部では、パートナーの浮気調査にAirTagを使おうとするケースが増えています。
弊社にも、安易にAirTagを使用してパートナーにバレた方からのご相談が後を絶ちません。
証拠を掴む前にGPSを仕込んだ事がバレてしまうと、相手に警戒されてしまい、その後の証拠集めがかなり困難になる可能性が高くなります。
証拠集めが困難になるどころか、実はこれ、すぐにパートナーにバレてしまう理由があるのです。
また、使い方によっては違法行為にあたり、逮捕や損害賠償のリスクがあるのをご存知でしょうか?
この記事では、「AirTag 浮気調査」に潜む5つの危険性を、実際の事件例や法律の観点から詳しく解説します。
1. 法律違反になるリスク(ストーカー規制法・プライバシー権)
AirTagを使って浮気調査をする行為は、ストーカー規制法やプライバシー権の侵害に該当する可能性があります。
2021年の法改正で、位置情報を無断で取得する目的のGPS端末設置が明確に規制対象となりました。
つまり、相手のカバンや車にAirTagをこっそり仕込む行為は違法で、最大1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される恐れがあります。
浮気調査のつもりでも、相手の同意なしに位置情報を取得すれば『違法追跡』に当たるのです。
2. プライバシー侵害と人間関係の崩壊
AirTagによる無断追跡は、深刻なプライバシーの侵害です。
夫婦や恋人間であっても、プライベートな領域に立ち入る行為は信頼関係を壊す原因になります。
最悪の場合、相手から慰謝料を請求されたり、法的なトラブルに発展するリスクもあります。
浮気が疑わしいという理由だけでは、無断での監視行為は正当化されません。
3. 実際のAirTag悪用事件(逮捕例あり)
実際に、AirTagを浮気調査やストーカー目的で使用して逮捕された事例が複数あります。
奈良県では男性が同僚女性の車にAirTagを取り付け、ストーカー規制法違反で書類送検されました。
また、警察車両にAirTagが仕掛けられた事件や、警告音を鳴らないように改造した“無音AirTag”を販売していた人物が逮捕された事例もあります。
これらの事件は、AirTagの追跡機能がいかに悪用されやすく、かつ違法行為として扱われているのかがわかる事案です。
4. AirTagはバレる仕組みがある(iPhone通知・警告音)
※AirTagは、あくまでも紛失防止のための使用する物であり、その用途以外で使用する場合、悪用防止のために追跡されている人が気付きやすいよう設計されています。
iPhoneを持っている人の近くに、自分のものでないAirTagが一定時間あると通知が表示されます。
また、一定時間持ち主から離れて移動するとAirTagは自動で音を鳴らすようになっています。
さらにAndroidユーザー向けにも、Googleが不明な追跡タグを検出する機能を搭載してきており、
『AirTagを 浮気調査で使用するとすぐに バレてしまった』という事例が今後も増えてくると考えられます。
5. Apple・警察も対策強化中(ガイドラインと取り締まり)
AppleはAirTagの悪用対策として、ユーザーへの警告表示やセキュリティ機能の強化を継続しています。
初期設定時に『他人の追跡に使用すると犯罪になる可能性がある』というメッセージが表示されるようになり、
iOSのアップデートにより警告音のタイミングも短縮されています。
日本でもストーカー規制法の改正後、警察はAirTagやGPSを悪用した違法追跡に厳しく対応しており、書類送検・逮捕事例が相次いでいます。
まとめ(探偵に相談するのが安全)
AirTagで浮気調査をするのは、一見便利に思えてもリスクが大きすぎます。
法律違反・プライバシー侵害・信頼関係の崩壊など、思わぬトラブルに発展する可能性があります。
もしパートナーの浮気を疑うなら、個人でAirTagを使うのではなく、専門の探偵事務所に相談しましょう。
正当な手段で証拠を得ることで、トラブルを未然に防ぎ、冷静に対処できます。
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