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離婚までの道のりは4つ

この記事をご覧になられている方は、おそらく離婚をするかどうかを悩まれている方だと思います。

 

一度は人生をともにしようと誓った相手との別れを決断するには、いろいろな葛藤や計り知れない苦悩があると思われます。

この記事を読まれて少しでも何かの役に立てれば幸いです。

 

1.離婚の決意

離婚の考えに至るまでには様々な理由があると思います。

離婚に一番多い理由が「性格の不一致」、次に「浮気や不倫」、そして「嫁と姑の家族問題」

他にも暴力(DV)やモラハラ、浪費癖や子供を大切にしてくれないなどが上げられるかと思います。

 

暴力など身の危険がある場合には、即座に別居し、離婚を考えた方がいいと思われますが、

他の理由であればすぐに別れを切り出すのではなく、一度冷静になり、しっかりと考えるためにしばらく別居生活を送るなどして、判断するべきです。

離婚届はいつでも出せます。

本当に後悔しない為にも、その決断でいいのかをしっかりと時間をかけて考えることが大切です。

 

2.離婚の準備

離婚を決意したら次に行うことは離婚の準備です。

離婚をした後の生活設計をどうするか、仕事や住む場所、どのような公的支援を受けられるのかをしっかりと調べておく必要があります。

また、その他にも離婚に伴うおもな問題があります。

・お金 

・子供 

・戸籍や姓

についてです。

 

お金については、

・財産分与

・慰謝料

・婚姻費用

・離婚後の扶養

など、

 

子供については、

・親権者

・監護者

・面会交流

・養育費

など、

 

戸籍や姓については、

・戸籍を新しくつくるか婚姻前に戻すか

・これからの姓を旧姓か婚姻時の姓を名乗るか

・子供の戸籍を移すのか

などです。

 

話し合いで全てが上手くまとまれば良いのですが、なかなかそう上手くはいかないのが現状です。

最悪の状況まで考え、裁判離婚になったとしても確実に勝訴し、好条件で離婚ができるように準備を整えておく必要があります。

 

相手に悟られないよう全ての財産を把握し、慰謝料を請求する際には、その為に必ず必要になる確実な証拠を用意しておくこと(その用途に応じた専門家に一度相談すること)。

また、親権を取る為に、別居する際には必ず子供と一緒に住むことなど、基本的な事はもちろん、他にも準備しておくことはたくさんあります。

依頼をしなくても、法律家に相談だけ受けてもらうことも可能なので、一度相談してみられた方がいいかと思います。(弁護士の相談料は30分5000円~10000円)

 

 

3.離婚の種類

 

離婚の準備が整えば、これからが相手との話し合いになります。

 

離婚には4つのやり方があります。

 

協議離婚・・・夫婦の話し合いによって離婚を決める方法(最も一般的な離婚方法で、90%がこの方法です。)

調停離婚・・・夫婦の話し合いで成立しない場合、家庭裁判所の仲介で成立する方法9%がこの方法です。)

審判離婚・・・調停離婚で当事者が合意せず成立はしていないが、離婚を認めた方がよいといえる場合、裁判所が職権で離婚を認める審判を下す方法(審判が出された後、2週間以内に当事者から異議申し立てをされると、理由を問わず審判の効力は簡単に失われてしまうことから、実務上、審判離婚はあまり利用されない。)

裁判離婚・・・上記の方法で離婚が成立しない場合、裁判で争い判決によって成立する方法(1%がこの方法です。状況によって変わりますが、6ヵ月~1年半程度で判決が下されます。)

 

この4つの方法で離婚を成立することになります。

 

協議離婚でお互いが離婚に同意であればなんの問題もありませんが、片方が離婚を拒んでいる場合には、民法が定める下記の離婚原因(民法770条1項各号)が必要になります。

・配偶者の不貞行為

・配偶者による悪意の遺棄

・配偶者の3年以上の生死不明

・配偶者の強度の精神病

・婚姻を継続しがたい重大な事由

 

この5つのうちのどれかにあてはまらなければ離婚はできません。
自分がどの離婚理由に該当するのかをしっかりと確認しておく必要があります。

 

4.離婚届提出

離婚条件が成立した後は、離婚届けを役所に提出するだけで離婚は成立します。

ですが、離婚後のトラブルを防ぐ為に協議離婚で成立した内容が口約束ではなく、しっかりとした離婚協議書や公正証書を作成しているか、

離婚後に期限付きで請求できる権利もありますが、今のうちにやっておくことは本当にないかを確認し、離婚届を提出しましょう。

 

以上が、離婚をするまでのだいたいの流れになります。

離婚には相当なエネルギーを使います。

 

心身ともに疲れ果て、途中で投げ出したくもなります。

 

ですが、今後の人生だけを見つめ、お子さんがいる場合には子供の事を第一に考え、

投げやりにならず、しっかりとした考えを持って離婚をする事が大切です。

 

時間が経てば、きつかった今の状況もかならず風化していきます。

 

「あの時、しっかりと立ち向かって良かった。」

 

そう思える人生にしてください。

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