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懲役19年、身勝手な浮気と殺人

事件の概要

2017年、海水浴場を訪れ、シュノーケリングを楽しんでいた妻が溺れていると夫から119番通報が入った。

その後、救急隊が駆け付け妻は病院に搬送されたが懸命な処置もむなしく息を引き取った。

まだ結婚をしてままならない新婚夫婦、一見、最愛の妻を亡くした夫のいたたまれない水難事故だった。

夫の背信行為

結婚式をあげて1年が経った頃から夫の出張が増え、家を空けることが多くなる。

妻は営業マンである夫の出張に疑いの目を向けず、むしろほとんど家に帰らない夫の事を「家庭の為に忙しく頑張っている」と周囲には告げていたようだ。

そんな妻の思いを踏みにじるかのように夫は出張と偽り、20代の若い女性と不倫関係を続けていたのだ。

 

そんな不倫関係を続けている中、浮気相手の女性が妊娠、事もあろうにその浮気相手と住宅展示会に出席したりと妻と別れて浮気相手と一緒になる計画を立てていたようだが、その後、浮気相手と一緒に写った写真が妻に見つかり浮気の事実が発覚する。

 

それから妻は急激に痩せてしまい体調を崩し勤務先では同僚女性に悟られまいと気丈にふるまっていたようだが、職場の片隅で泣いていた姿を目撃されている。

 

妻は夫の浮気発覚後に一度実家に帰るも、夫が実家を訪れ関係の修復を希望してきたようだが、その裏では浮気相手に対し妻とは離婚すると誓約書まで交わしていたようだ。

裏ではそんな事になっていることなど知る由もない妻は、夫の復縁希望に応じて自宅に戻る。

その後、夫から毎年訪れていた旅行に行こうと誘われ、夫婦の思い出の地である海水浴場を訪れたのだ。

 

暴かれる真実

当初、水難事故と思われていたこの事故に不可解な点がいくつも浮上する。

まず亡くなってしまった妻がスキューバーダイビングのライセンスを持っていたにも関わらず、浅瀬の岩場で溺れた点、

その後の司法解剖で胃から大量の砂が検出された点、そして、妻に多額の保険金が掛けられていた点だ。

 

警察が捜査を進めていく上で夫のインターネットの検索履歴で「完全犯罪 海水浴」「海水浴 溺れさす」など検索していた事もわかり、一気に捜査が進められる。

 

裁判所の判決

裁判で夫側の弁護士は「殺人ではなく不運な水難事故だった」と主張したが、裁判長は「井の中に大量の砂が見つかった事は、海底に顔を押し付けられ溺死させられた」と判断、その他にも上記であげた証拠が見つかり殺人事件と認定、懲役19年を言い渡した。

 

最後に裁判官は、

「自らの浮気が発覚し、浮気相手と上手くやっていくために妻を殺害し、保険金まで手に入れようとした身勝手な考えで強い非難に値する」

と述べた。

 

浮気は心の殺人

今回のこの事件は、夫が浮気相手と一緒になり自らの幸せだけを望んだ、身勝手極まりない自己中心的で強い非難に値する最悪の殺人事件だった。

 

浮気をしている側は、自分の都合のいいように考え、事を進めていき、浮気が発覚すればそれに対し言い訳や責任を取ろうともしない無責任極まりない人たちが多い。

 

浮気の被害者は、1人で悩み苦しみ心身共に疲弊し、先に進むどころかふさぎ込んでしまうのに、そんなパートナーの事など何も考えず自分の欲望だけを満たす浮気を野放しにはしないでほしい。

 

浮気をされる側にとっては「浮気は心の殺人」と言っても過言ではない。

 

浮気に悩まされている方は是非立ち向かってほしい。

 

ふさぎ込む日々に終止符を打ち、1日でも早く先に進む事が自らの人生を明るい未来に変える第一歩だということを信じて行動にうつしてほしい。

熊本探偵社 代表 渡邉

 

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